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海外で活躍する著名な日本人の英語力はどれほどなのか?

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今回の記事では、海外で活躍する(活躍した)日本の著名人の英語力について書きました。アメリカの第一線で活躍するためには、どの程度の英語力が必要なのでしょうか?

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海外で活躍する日本人たちの英語力

日本を飛び出してアメリカをはじめ、海外で仕事をしてみたいと思っている日本人は多いと思います。

私もかつてそうでした。高校3年の時、とあるテレビ番組で海外で仕事をする日本人が紹介されてたのを見た瞬間、「俺も高校を卒業したらアメリカに行ってやる」と決意しました。

当時は英語力なければカネもない状態でしたが、その後、がむしゃらに働いて資金を稼ぎ、英語を猛勉強した結果、ニューヨークのコミュニティカレッジに入学できました。私の略歴はこちらをご参照ください。

私のことはこれくらいにして、今回の記事では海外で活躍する(活躍した)日本の著名人の英語力を見てゆきたいと思います。

アメリカの第一線で活躍する日本人の英語力を知ることで、アメリカで働くために必要な英語力を知ることができると思います。

メイクアップアーティストのKazu Hiro(旧:辻一弘)さん

まずはオスカーを受賞されたメイクアップアーティストのカズ・ヒロ(旧:辻一弘)氏です。

カズ・ヒロ氏は独学でメイクアップを勉強して19996年の渡米。その後、特殊メイクの大家であるリック・ベイカー氏の工房に所属して「メン・イン・ブラック」の制作に携わっています(参考元:ウィキペディア)。

27歳の時に渡米して以来、世界中から才能がある人が集まってくるハリウッドで活躍し続けるのは並大抵の努力では無理でしょう。そこには強運も必要なはずです。

Vow Wowの山本恭司さんと人見元基さん

次はかつてイギリスで活躍した日本のハードロックバンドVow Wowです。

アメリカで活躍していたわけではありませんが、イギリスではそこそこの観客を動員していて、「いざアメリカに進出!」という時に残念にも解散してしまいました。

デビュー当時はBOW WOWをいうバンド名でしたが、ボーカルの人見元基さんが加入して、活躍の場をロンドンに移してVow Wowに改名しました。

以下のインタビュー動画はイギリス時代のものと思われます。

東京外国語大学卒の人見さんの歌唱力の素晴らしさは誰もが認めるところです。このインタビューでも率先して話していると思いきや、寧ろ、山本恭司さんのほうが積極的に話しています。

山本恭司さんも英語が上手いですね。

以下の動画はU.K.ライブです。メンバーがまだ30代前半の頃に解散してしまったのは、実に惜しいですね。

ラウドネスの二井原実さん

二井原さんは苦労して英語を習得されたそうで、ここまで流暢に受け答えできるのは本当に素晴らしいですね。

ちなみに、私がニューヨークシティに住んでいたころ、マンハッタンのライブハウスでラウドネスのライブを見たことがあります。マイナーなバンドが前座を務めており、「前座でも結構上手いな」と思っておりましたが、ラウドネスの演奏は次元が違う上手さでした。

二井原さんはライブ中終始ご機嫌で、観客に向かって日本のクッキーを配っていました。

大勢のアメリカ人の観客を前に堂々と演奏するライドネスを、日本人の誇りに思いましたね。

SXFアーチストのマッド・ジョージさん

マンハッタンにあるスクール・オブ・ビジュアルアーツ出身のマッド・ジョージさんです。

私は90年代初めに渡米したのですが、その時からすでに、私はこの方の活躍を知っていました。というのも、日本人の青年(マッド・ジョージ氏)がニューヨークのライブハウスで歌っているのが注目され、どこかの雑誌でマッド・ジョージさんが紹介されていたからでした。

当時から流暢な英語を話してたジョージさんですが、卓越した英語力は今も変わりませんね。

画家の工藤村正さん

書道の達人だった工藤さんは、徒手空拳で渡米後、画家として大成功を収めました。

筋金入りの根性を持つ工藤さんは、渡米後は食うや食わずの生活を続けていたそうです。たまたま知り合ったハーバード大学出身の女性(のちに結婚)に「あなたは絵を描くべきよ」とアドバイスされて、画家に転身しました。

工藤さんの英語には知性が漂います。

また、工藤村正さんの言葉には勇気づけられます。知恵と努力だけで成功をつかみ取った男の言葉には重みがあります。

渡米直後は売れず生活苦もあり悩んでいましたが、常に自分には『サムシンググレートがついている。この根拠の無い自信がある限り絶対大丈夫なんだ。』と言い続けました。

『同じ人間、誰かにできたら私にもできる。』

そういう気迫と自分の命と魂の尊厳を大切にし、取り組むことで、どんな困難も必ず乗り越えられますよ!神様はその人に解決できない問題や課題を与えません!それを乗り越えたとき、その人の器の大きさはどんどん拡大していくのです。

引用元:こだわりを捨てた独自の技法で世界のセレブのハートを掴んだスゴい画家!

イラストレーターの清水裕子さん

清水裕子さんのことは、数年前にネットニュースで紹介されたのがきっかけで知りました。

私はマンガを読んだりするのは好きなのですが、絵の才能がまったくありませんので、絵を描いて生活している人は尊敬します。

普通に絵が上手いだけでは見向きもされないでしょうけど、他の誰からも真似されない和風テイストの個性的な絵が海外でウケるんでしょうね。

私が昔から好きな漫画家の丸尾末広さんや谷口ジローさんも、海外で人気がありますよね。

清水裕子さんは子供の頃にアメリカに住んでいたこともあり、非常に流暢な英語を話されます。発音も日本人離れしてますね。

ちなみに清水さんも、スクール・オブ・ビジュアルアーツを卒業されています。

まとめ

少し英語ができる方でしたら、この方たちの英語を聞いてほとんど理解できたのではないでしょうか。

中学で習う文法と中高で習う単語を使うだけで、ほとんどのことは言い表すことができるのです。これだけでアメリカで問題なく生活できます。

今回ご紹介した方たちは、清水さんを除けば、平均的なアメリカ人ほどの語彙力も持っていないはずですが、それでもアメリカでは問題なく仕事をこなすことができます。

もちろん私も平均的なアメリカ人の大人が持つ語彙力には到底かないません。それでもアメリカの大学を卒業し、GMATを受けてMBAスクールに入学して卒業することができました。

今回の記事が、アメリカで活躍をするために必要な英語力のベンチマークになれば幸いです。

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「英語が話せる人」の頭の中
英語が話せる人は、日本語を一語一句、直訳しようとはしてません。 英語を話す前に、できるだけ「シンプルな表現」に変換しています。 この「シンプルに変換すること」が、「英会話の大原則」であり、自分の言いたいことを、実際に口に出す前に、シンプルに、シンプルに、発想を変えていくということです。 英語が話せる人は、例外なく、これを体得しています。逆の言い方をすれば、これを体得しなければ、ずっと単語だけを連発する英語から抜け出せません。
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