バイデン政権になってから、アメリカの国境はないに等しい状態になっているようです。テキサス州では、ハイチからの移民が流入し続けています。
1万人以上のハイチからの移民がテキサス州デル・リオの橋の下に避難
米NBCによりますと、1万人以上のハイチからの移民がテキサス州デル・リオの橋の下に避難している最中、移民税関捜査局は来週からハイチへの強制送還便を増強する計画を立てているといるとのことです。

来週、移民局はハイチへの強制送還便を8回飛ばす予定で、その後、週に10回に増やすという。ハイチ人の急増に対応して、ここ数日でいくつかの強制送還便が再開されたばかりとのことです。
このフライトは、8月14日にハイチを襲ったマグニチュード7.2の地震を受けて、バイデン政権が一時停止していたものです。国土安全保障省の担当者によりますと、1回の強制送還便には約135人の移民が搭乗できるとのことです。
テキサス州選出のテッド・クルーズ上院議員は、ハイチ強制送還便の停止を決定したバイデン政権を批判し、デル・リオに多くの人々を呼び寄せていると述べました。
「ハイチ出身の人は、ジョー・バイデンとカマラ・ハリスが、我々は国境を開いていると言っているが、デル・リオに来れば入れてくれるだろう」と、クルーズ氏はフォックス・ニュースに語りました。
擁護団体の「ハイチ・ブリッジ・アライアンス」は、バイデン政権はハイチ人を 「法的保護と亡命申請の機会を提供することなく強制送還するべきではない」と述べています。
避難民の中には出産した女性も
U.S. Newsによりますと、ハイチの人々はリオ・グランデ川を自由に次々と渡り、膝までの深さの水の中をアメリカとメキシコの間を行き来し、中には小さな子供を肩に乗せている親もいるとのことです。
アメリカでは物資を買うことができないため、彼らは食料や段ボールを求めて一時的にメキシコに戻り、少なくとも一時的に、デルリオの橋の下や近くに定住しました。デルリオは人口3万5,000人の都市で、ここ数カ月の間、移民の流れによって深刻な問題となっています。
移民たちは、テントを張ったり、カリソ・ケーンと呼ばれる巨大な葦で仮設のシェルターを作ったりしており、多くの人が川で水浴びや洗濯をしています。中には、6日間も橋の下にいる家族もいるという。
ゴミの山の幅は10フィート(3.1メートル)で、少なくとも2人の女性が出産しており、そのうちの1人は病院に運ばれた後、COVID-19の陽性反応が出たとのことです。
バルベルデ郡保安官のフランク・ジョー・マルティネス氏は、群衆を13,700人と推定し、さらに多くのハイチ人がバスでメキシコを旅していると述べました。
留まるところを知らない、米国の国境崩壊
この惨状に評論家の西村幸祐氏は「この責任はバイデンとカマラ・ハリスにある」と述べています。
留まるところを知らない、米国の国境崩壊。責任はバイデンとカマラ・ハリスにある。 https://t.co/HYrnWJWwSN
— 西村幸祐 (@kohyu1952) September 17, 2021
これどうするの?収拾がつかななくなるんじゃないか?pic.twitter.com/dEYpFRN2HK
— nobby (@nobby_saitama) September 17, 2021
— nobby (@nobby_saitama) September 17, 2021
WATCH: A firsthand look at Joe Biden’s horrific border crisis in Del Rio, Texas. pic.twitter.com/mGoTJv03EN
— Senator Ted Cruz (@SenTedCruz) September 18, 2021