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ネイティブ相手に対等に議論できる英語力を身につける意外な方法とは?

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英語が上手く話せるだけでは、ネイティブと対等に議論できません。その理由について、私の経験を基に記事を書いてみました。

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ネイティブと対等に議論するには「高い英語力が必要」という間違った思い込み

確かに英語力は高いに越したことはありませんが、それだけで英語ネイティブと対等に議論できるとは限りません。

「TOEIC950点以上」「英検一級」「通訳・翻訳経験あり」・・・ このような経歴を持った方であっても、英語ネイティブと対等に議論できないと思っている人は結構います。

なぜそうなるのか?

その理由は「語るべき内容がない」からです。つまり、知識量が足らないから議論できないのです。知識がないから相手を説得できなかったりするのです。これは英語力以前の問題です。

世の中には、「きれいな発音で英語を話すことはできるが、話す内容がほとんどない」という人は結構います。

反対に、発音はそこそこで文法も中学英語なのに、ネイティブを説き伏せてビジネスを成功させている日本人も多いのです。

両者の違いは、「他者を圧倒する知識量があるかないか」です。

日本語の良書をたくさん読む

主張したいことがあれば、その分野の関する本を片っ端から読むことで情報量は増えますし、論理的思考も養えます。知識を増やすには読書をする以外方法はありません。それも英語で書かれた本ではなく、日本語で書かれた本を読むのです。

なぜ、英語で議論するために日本語の本を読む必要があるのか?

それは良書をたくさん読むことで、日本人としての自覚と誇りを持つ精神や思考法が読書を通じて学べるからです。当たり前ですが、英語で書かれた本ばかり読んでいては、このようなことは学べません。

アメリカ人は自分と異なる意見や価値観を持つ者に興味を示します。日本語の本をたくさん読むことで、「日本人の物事の考え方」の本質が分かってきます。

この「日本人の物事の考え方」をしっかりと学ぶことで日本人としてアイデンティティが確立されて行きます。このようにして英語での議論に挑むことで、あなたは相手と対等の立場で議論ができます。

これにつきましては、以下の本をおすすめします。

TOEIC900点くらいあれば十分だと思う

私の経験上、TOEIC900点くらいあれば、もう十分な英語力があると思います(850点くらいでも十分だと思います)。

このレベルの人は文法力や語彙力も備わっていますので、平均的なアメリカ人が日常で使う単語の90%くらいはカバーできているはずです。

TOEIC900点以上あっても、ネイティブと対等に議論できないのは英語力の問題ではなく、本人の知識量が足らないからでしょう。

私はアメリの大学と大学院でグループディスカッションやスピーチを数多く経験しました。最初の頃は私が話しても相手は相槌を打つだけで、私の話にあまり関心を示しませんでした。

確か経済学の授業だったと思います。1980年代に起こった日米経済摩擦の話題になった時、その教授はこの経済摩擦は日本に非があるようなことを言ったので、私は「それは違う」と言って反論しました。

当時はまだそれほど英語が上手くなかったのですが、それでも反論の理由を挙げて説明したところ、アメリカ人生徒は興味を持って聞いてくれて、授業が終わった後も色々と質問されました。

後日談ですが、この教授は私に反論されたことを根に持っていたらしく、私がもらった成績評価は「B-」でした。

私はパーフェクトなレポートを提出したと思っていたので、当然「A」の評価をもらえるものと確信していました。ですので、この評価を下した理由を聞きに教授のオフィスに何度も行ったのですが、居留守を使われてまったく応じてもらえませんでした。

アメリカ人はフェア精神を重んじると思っていましたが、この教授はあまりフェアな人ではなかったようです。

コラム
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「英語が話せる人」の頭の中
英語が話せる人は、日本語を一語一句、直訳しようとはしてません。 英語を話す前に、できるだけ「シンプルな表現」に変換しています。 この「シンプルに変換すること」が、「英会話の大原則」であり、自分の言いたいことを、実際に口に出す前に、シンプルに、シンプルに、発想を変えていくということです。 英語が話せる人は、例外なく、これを体得しています。逆の言い方をすれば、これを体得しなければ、ずっと単語だけを連発する英語から抜け出せません。
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独学英語のココロ