英語の発想法を学ぶならこの教材!

マンハッタンに住むのはお金とストレスがかかる?元ニューヨーカーの管理人の見解

スポンサーリンク

PexelsによるPixabayからの画像

ニューヨークという街は、住んでみないと良さは分かりません。ひとたびハマってしまうと、十年以上住んでもまったく飽きません。大都会東京では感じることができない「何か」が、ニューヨークにあります。

スポンサーリンク

ニューヨークの面白さは住んでみないとわからない

Buzz Feedにニューヨークに住む人に聞いた「ニューヨークに住むことのデメリット」というタイトルの興味深い記事が投稿されていましたので、ご紹介したいと思います。

物件を借りるには、家賃1カ月分の40倍の年収が必要!ニューヨークの現実が結構シビア…
ニューヨークに住む人に聞いた「ニューヨークに住むことのデメリット」。憧れの都市のリアルをぶっちゃけます。

私は留学生としてニューヨークに渡り、卒業後はニューヨークの会社に就職して、トータルで15年間住んでいました。

住んでいた場所はマンハッタンのミッドタウンとイーストハーレム、そしてクイーンズです。

今は日本に帰国していますが、永住権を持っていましたので、年に1~2回ほどニューヨークを訪れていました。15年間も住んでいましたのでニューヨークでの生活に関することは、大抵のことは知っているつもりです。

記事の内容について、元ニューヨーカーの管理人の見解

1. とにかく臭い。アレの匂いも…!
これは何とも言えないですね。まあ、東京と比べるとニューヨークの街は汚く、汚臭を放っているように思いますが、実際に住んでみるとそれほどでもなかったですね。

臭いに関してはすぐに慣れます。

2. ネズミのサイズがアメリカンサイズw
これはその通り。夕方にマンハッタンの公園のベンチでくつろいでいると、ゴミ捨て場の近くに猫サイズのラットが走り回っているのをよく見かけました。

あと、地下鉄の構内や線路内には、必ずと言っていいほどネズミが這いずり回っていますね。

汚い話ですが、とにかく、マンハッタンはネズミとゴキブリが多いです。ニューヨークの多くのレストランのベースメント(地下)にも、ネズミやゴキブリがいることを、知っておいた方がいいです。

3. 1カ月分の家賃×40の年収が必要!
マンハッタンの平均的な家賃の相場は、約50万円らしいです。高いところはとんでもなく家賃が高いので、平均を取ると約50万円になるようです。

マンハッタンの家賃相場、全米トップ - Mashup Reporter
ニューヨークの家賃は、サンフランシスコよりも高い? マンハッタンの家賃は一月あた … マンハッタンの家賃相場、全米トップ もっと読む »

高い家賃を払うことができななくなったニューヨーカーが向かった先は、家賃の安いロングアイランドやクイーンズのウッドサイドやサニーサイドでした。

しかし、これらの場所も家賃が高騰し始めて、今では結構高くなっているようです。

【ニューヨークの住宅エリア情報】クイーンズ | ニューヨーク便利帳
ニューヨークはクイーンズ内のエリア別の特徴をご紹介します。ニューヨークでどこに住むか迷ったら、ぜひ読んでみてください。

4. 意外だけど交通が不便!
私は寧ろ逆だと思いますね。マンハッタンは地下鉄やバスの交通網が充実しており、24時間営業で運行しています。乗り間違えさえしなければ、ニューヨークは交通の便がかなり良いと思います。

ただ問題は夜間の運行です。

ニューヨークの地下鉄は工事が多く、運行中に路線変更が日常茶飯事でした。

留学生時代、レストランでのアルバイトを終えて、夜中の2時過ぎに、当時住んでいたジャージーシティのアパートに帰る途中のこと。

Eトレインでワールドトレードセンター駅に向かっていたのですが、途中に車内放送があり、「この車両はこの後ブルックリンに向かいます。次の駅がマンハッタン最後の駅です」とのこと。次の駅で降りたら、そこはチャイナタウンの東側。私は真夜中のチャイナタウンを歩いてワールドトレードセンター駅に向かう羽目に。

これは極端な例ですが、これに近いことはよくありました。

5. 観光客が多すぎる!
これについては何とも言えないですね。私自身は、誰が地元住民なのか観光客なのかは判別つきませんでした。

6. 他人に冷たい人たち…
私はそのように感じなかったですね。寧ろ、フレンドリーな人が多かったように思います。

ニューヨークに大雪が降った日の夜中ことでしたが、バーで酒を飲んでレキシントンアベニューの25丁目にあったアパートに帰宅する途中、初老の夫婦が運転する車が大雪の中で立ち往生していました。

よく見ると、車の後ろには赤の他人と思われる2人の若者(と言っても、好青年風ではなくパンク風の悪ガキ)が雪と泥にまみれながら、雪でスリップしている車を一生懸命になって押していました。

このような光景は、今の日本でもなかなか見かけることができなくなったのではないでしょうか。

あ、ちなみに私も彼らに加勢して車を押しました。

7. 冬の寒さは半端じゃない!
そう。ニューヨークの冬の寒さは半端ではありません。マイナス10度なんて平気で行ってしまいます。ダウンジャケットはあった方がいいですね。

私がニューヨークの大学に通っていた時は、まだ20代でしたが、お金がなかったのでダウンジャケットなんて買えませんでした。

当時はヒートテックのようなインナーもなかった時代ですが、それでもセーターと綿入りジャンパーとで十分過ごせましたね。やはり若かったからニューヨークの冬の寒さも平気だったのでしょう。今では無理です。

8. 日用品の買い物に一苦労!
車での買い物になれている人にとってはそう感じるでしょうけど、歩いてスーパーに出かける方にとっては、日常的なことです。

9. 都市が好きな人には合う。苦手だったら…地獄!
大都会が好きな人にとっては、ニューヨークはかなり魅力的な街だと思います。

私も長年住んでいましたが、まったく飽きなかったです。あの刺激というかエキサイティングさは、東京に住んでいたら感じることができないですね。

10. 長蛇の列があちこちにある!
まあ、そういう時もあると思います。あと一つ言えることは、マンハッタンを歩いていると、映画の撮影に出くわすことが多かったです。ニューヨークに住んでいた時、私もハリウッドスターやミュージシャンによく出会いました。

有名なところでは、ブラッド・ピットとアンソニー・ホプキンスですが、この二人は当時私が働いていた会社のビルの入り口付近で、映画の撮影をしていました。

ブラッド・ピットは単なるすかした野郎でしたが、アンソニー・ホプキンスさんは撮影を見ている私たちのところに歩み寄って、”How are you doing?”と、微笑みながら挨拶をしてくれました。さすがベテラン俳優は違いました。

あと、寿司のデリバリーで、ミュージシャンのルー・リードさんのペントハウスに行ったことがあります。その後、ルー・リードさんは友人のポール・サイモンさんと一緒に、店に来てくれました。

日本人の有名人では、三宅一生さん、中森明菜さん、日野皓正さんが、私がバイトしていたレストランに来てくれました。

変わったところでは、イラク暫定政権の副大統領です。FBIの人たちに護衛されて店に入ってきたのですが、副大統領よりも、一般人の目つきとは明らかに違うFBIの人たち眼光の鋭さは今でも覚えています。

まとめ

ニューヨークでの生活と比べると、日本での生活はあまりストレスがかかりません。電車が時間通りに来るし、バスもそれほど遅れることもないです。店員の接客態度は丁寧ですし、嫌な思いをすることは少ないです。

しかし、長年ニューヨークに住んでいた者にとって、東京や大阪での生活は何か物足りなさを感じます。ニューヨークでしか感じ取ることのできない、エキサイティングさです。それと、治安の悪さから来る緊張感です。

住む街の治安が良いに越したことはないですが、私としては適度に緊張感のある生活を好みますね。コロナが落ち着いたら、すぐにでもニューヨークに行ってみたいと思います。

コラム
↓ 英語の発想法を学ぶならこの教材 ↓
「英語が話せる人」の頭の中
英語が話せる人は、日本語を一語一句、直訳しようとはしてません。 英語を話す前に、できるだけ「シンプルな表現」に変換しています。 この「シンプルに変換すること」が、「英会話の大原則」であり、自分の言いたいことを、実際に口に出す前に、シンプルに、シンプルに、発想を変えていくということです。 英語が話せる人は、例外なく、これを体得しています。逆の言い方をすれば、これを体得しなければ、ずっと単語だけを連発する英語から抜け出せません。
スポンサーリンク
独学英語のココロ