シンプル英語のココロ

独学で米大学・MBAを卒業するに至った英語勉強法の紹介とアメリカでの経験に基づく所感

私がアメリカ留学のために行った英語独習法

独学でやり直しの英語を学ぶ

私は日本では高校教育までしか受けていません。また、私が進学した高校は工業高校だったため、教わった英語のレベルは中学英語の復習みたいなものでした。

私は特に英語が好きだったわけでありませんでしたので、高校時代、まじめに英語を勉強した記憶はありません。

私がやり直しの英語勉強を始めた理由はアメリカ留学のためでした。24歳の時にアメリカの大学に留学することを決意して、独学で英語を勉強しました(独学の理由は、英会話スクールに通う金銭的余裕がなかったから)。

私の経歴は平凡なものです。その私でも独力で実用レベルに耐えうる英語力を身につけることができました。これは私が優秀だったからでは決してありません。

ただ他の人と違ったのは、私は「明確な目的意識」を持ち「正しい学習のステップ」を踏んで英語を学んできました。

管理人の略歴

ここで私の略歴をご紹介します。

管理人略歴

  • 公立の工業高校電気科を卒業
  • アルバイト求人雑誌で偶然見つけた零細企業に就職
  • 24歳の時にアメリカ留学を決意する
  • 留学費用を稼ぐために自動車製造工場で期間従業員として働く
  • 猛勉強の末、TOEFLで短大要求スコアをクリアする
  • 25歳の夏にニューヨークシティ近くのコミュニティカレッジに入学
  • 2年後、ニューヨーク大学(NYU)の映画学科に合格する
  • しかし、高額な学費が払えずNYUの編入を断念する
  • 代わりに授業料の安いニューヨーク市立大学に編入する(経済学専攻)
  • 卒業後、ニューヨークの貿易会社に就職
  • 会社員を続けながら夜間のMBAスクールに通う(ファイナンス専攻)
  • MBAを取得後、ニューヨークの証券会社にセールスマンとして採用される
  • 通算15年間アメリカに滞在した後、日本に帰国する。現在に至る

ニューヨークでの会社員時代はアメリカ企業向けにセールス・マーケティングをやっていました。また、Cold Callと呼ばれる飛び込み営業もしていました。さらに通訳・翻訳業務もやっていました。

あと、商品代金の支払いを渋る業者に執拗な電話攻勢を仕掛けて、お金を支払ってもらったことなどもあります(相手の会社に乗り込んで代金を回収してやろうと決意した矢先に小切手が送られてきたので、この件は丸く収まりました)。

さらに役人や医療保険会社との交渉(これは結構骨が折れます)や窮地に陥った時の弁護士とのやり取り、そして病気や怪我をした時の病院でのやり取りなど、様々な事柄を自力で解決してきましたので、想定できるありとあらゆる場面で私の英語が通用するという自信をつけることができました。

正しい方法で勉強すれば誰でも上達できる

私は英語教育者ではありませんので学術的なことを教えることはできません。

しかし、「英語の学び方」については自信を持ってお教えすることができます。むしろ、これにつきましては、英語ネイティブや帰国子女よりも上手く教えることができると思います。

このブログでは、各ステップにおいてどのような書籍や教材を使い、どのように学習すればよいかをお伝えして行きます。

実用レベルの英語力を身につけるおおまかなステップは以下です。

  1. インプット
  2. インテイク
  3. アウトプット

具体的な学習方法は個別記事でご紹介いたしますが、私が行ってきた勉強法と順序は以下のようなことです。

  1. 基礎的な文法を覚える
  2. 語彙を増やす(TOEFL用の語彙集を使った)
  3. 基礎的な発音を習得する
  4. ペーパーバックなどの多読
  5. 映画やラジオでのリスニング強化
  6. アウトプット(ライティングとスピーキング)

インプット

「インプット」の目的は、基礎的な文法の習得と語彙力を高めることです。そして、多読やリスニングを通じて英語の構造を理解します。

基礎的な文法の習得方法は、中学英語の文法テキストで十分です。最近では、中学英語をおさらいできるように工夫された本が多く出版されていますので、それらを活用してもよいです。

語彙力に関しては、まずは中学・高校で学んだ単語を復習することから始めます。

次に英語の構造ですが、これを理解すると英文を文頭から理解できるようになり、決して日本語に訳さないようにする習慣をつけることができます。

また、この段階で基礎的な発音やアクセント、イントネーションを徹底して学んでおきます。基礎的な発音やイントネーションの習得は、次のインテイクの段階で重要になってきます。

多読はつまらないと感じない程度の最も易しいレベルの本から、徐々にレベルを上げて行きます。易しい本ほど英語の基本語が使われている割合が高いため、英語で思考する力をつけるのに役立ちます。

多読を続けると分かりますが、ある日突然、目の前の霧が晴れるように「英語が分かる」と思う時がきます。この瞬間は本当に嬉しいものです。

この段階でやることをまとめますと以下になります。

  1. 中学英語の基礎的な文法を理解する
  2. パターンプラクティス(使用頻度の高いフレーズを数十パターン暗記する)
  3. 基礎的な発音やイントネーションの習得
  4. 英米の小学生用のペーパーバックやグレイデッドリーダーズを多読する
  5. 海外ドラマや映画、そして討論番組やTEDなどの動画を視聴して耳慣らしする

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インテイク

この段階では、「インプット」で習得した知識を記憶に定着させることを目標にします。

つまり、音読やシャドーイングを通じて英語を英語のまま理解することを目指します。

やることは以下です。

  1. ペーパーバックを音読する
  2. 映画やテレビドラマ、ラジオでのリスニングとシャドーイング・リプロダクション

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アウトプット

この段階では実際にスピーキングやライティングを行います。

スピーキングについては、周囲に英語ネイティブがいればよいですが、いない場合はスカイプ英会話などを利用します。

ライティングについては、英語で日記を書くことをおすすめします。他人に見せるわけではありませんので、自分が書きたいことを自由に書くことができます。

ある程度自信がついてきたら、ネイティブに添削してもらったらよいでしょう。格安で添削をしてくれる業者が多くありますので、それらを活用すればよいと思います。

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最後に重要なことをお伝えします

英語を勉強するにあたりやってはいけないことは、「英語学習にすべてを捧げる」ということです。

英語の習得はあくまで二次的なものです。「自分の目的を達成するために英語の習得が必要である」という認識で学習をしないと、途中で挫折する可能性が高いです。

ここを間違ってはいけません。英語などできなくても有意義な人生を送ることは十分に可能です(この点においては、日本人は他のアジア人より遥かに恵まれています)。

英語の習得に時間を割いてしまったがゆえに、本業の技術の習得がおろそかになってしまっては本末転倒です。当たり前ですが、英語が上手くしゃべれるだけでは収入はアップしません。

従って、「アメリカ人並みの完璧な英語の習得は目指さない」という考えを持つことも重要です。また、そんなもの目指さなくてもビジネスを優位に進めることが可能です。

ソニー創業者の一人である盛田昭夫氏やソフトバンク創業者の孫正義氏の英語は、日本語訛りもあり文法も間違っていることがよくあります。

しかし、彼らの英語は平易であっても「説得力」と「訴求力」がありますので、アメリカ市場で数々の大きなビジネスを成功させています。

私たち日本人が目指すのはこのような「実践的な英語力」です。ネイティブ並みの発音を身につけたとしても、人の心を動かす会話力がなければ、ちゃんとした大人のアメリカ人からはまともに相手をされません(本当ですよ)。

英語の習得はあなたが思っているほど難しくありません。正しいステップで計画性を持って学習すれば、留学やビジネスで通用する英語力を必ず身につけることができます。

当ブログの記事があなたの英語・英会話学習の一助になれば幸いです。

Tatsuya

投稿日:2018年7月31日 更新日:

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