シンプル英語のココロ

独学で米大学・MBAを卒業するに至った英語勉強法の紹介とアメリカでの経験に基づく所感

勉強法

なぜ英会話教材を実践しても一向に英語力が上達しないのか?その理由とは?

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今の世の中、「自分の頭で考えず、他人の言われるままに流される」という楽な生き方に慣れてしまうと、ほぼ間違いなく「洗脳」されてしまいます。テレビやネットでの情報の多くはユーザーを洗脳して、「これって私に必要な商品かも?」と思わせるように仕向けています。愚民が増えれば増えるほど簡単にモノが売れる時代です。

甘い言葉に洗脳されてはいけない

2000年以降、アメリカから輸入されたマーケティング手法が幅を利かせているため、「〇〇するだけど・・・」とか「〇〇カ月でペラペラに・・・」と、いかにも楽をして成果が得られるような宣伝で英会話教材を販売している業者が多くあります。

そのため、あたかも何の努力もせずに、ネイティブ相手に英語を使うことができるようになる英会話教材があると錯覚している人も多いと思います。

もし本当に「〇〇するだけど・・・」とか「〇〇カ月でペラペラに・・・」で英語に苦労することがなくなるのであれば、現在の英語教育を即刻廃止して、これらの業者が販売している教材を学校に普及させればよいのです。しかしながら、そうはいきません。

これらの教材で勉強しても、それは単に「教材の英語が理解できるようになる」だけであり、「教材で教える英語が話せるようになる」だけです。

つまりそれ以上のことは聞いたり話したりできないわけです。ここをよく理解してください。

英語教材のみで完結させてはいけない

では「英会話教材が全く役に立たないのか?」と問われれば、「それは使い方によります」と私は答えます。

私の経験上、使える英語力をモノにするためには、以下のステップを踏む必要があります。

  1. 中学英語の簡単な文法書を数回読む
  2. 定型フレーズ(慣用句)を数十パターン暗記する(この暗記は必須)※第3文型が一番使用頻度が高い
  3. 絵本から始めて、次に英米の小学生が読む本を辞書を使わず多読する(本は図書館で借りることができる)
  4. 3のステップと並行して、発音の基礎を習得する。そして音読もしてみる
  5. 3と4のステップで英語に慣れてきたら、映画やラジオで英語を聞き始める
  6. 小学生レベルの本を卒業したら、中学レベルにステップアップする
  7. 中学レベルの本を卒業したら、高校レベルに挑戦する
  8. 高校レベルの本をスラスラ読めるようになったら、大人向けのペーパーバックを読む
  9. 多読とリスニングによるインプットを継続する

巷で売られている英会話教材が役に立つのは、ステップ2の「定型フレーズ(慣用句)を数十パターン暗記する」のところです。

ただどんな英会話教材でもよいというわけではなく、やはり汎用性が高いセンテンスを紹介している教材が必要になってきます。

汎用性の高いセンテンスを暗記していれば、あとはこれらセンテンスに他の単語を当てはめて文章を作って行くだけです。

このやり方を可能にするためには、日頃から多読やリスニングでインプットを強化して行く以外に方法はありません。

多読とリスニングを継続して行くと英語を英語のまま理解できるようになります。このレベルになれば、ステップ2で覚えた英文パターンが自然と使えるようになっているはずです。

これは私や私の知人が経験していることですので、他の方がこのやり方を真似ても同様の効果が得られると思います。

努力無くして成果は得られないことを知るべき

技術を習得するためには「努力」「やり遂げる力」「執念」「目的と目標の設定」など、日々の積み重ねが必要になってきます。

一発逆転を狙うような魔法の方法など存在しません。

冒頭でも言いましたように、2000年以降、アメリカ式のマーケティング手法が流行りだしたため、お手軽な表現を使った宣伝文句で教材を販売する人たちが増えてきました。

彼らの理想の顧客とはどんな人かと言いますと、「物事の本質を考えることができない人たち」です。

もし本当に「〇〇するだけど・・・」とか「〇〇カ月でペラペラに・・・」でネイティブ相手に英語を使えるようになるのであれば、文科省は現在の英語教育を即刻廃止して、これらの教材を採用すればいいわけです。

しかし、こんなことが現実的でないことは少し常識を働かせれば分かることです。

何事も地味な努力を継続することが成功への近道なのです。そして正しい習得法を知れば、あとは簡単です。

最後に重要なことを一つ。「広報・宣伝(PR)の父」と呼ばれたアメリカ人広報マンであるエドワード・バーネイズは、自著で次のように述べています。

「大衆はあたかも自分の意見を持っているように信じているが、実際は目に見えない勢力によってコントロールされているだけである」

引用元: プロパガンダ[新版]エドワード・バーネイズ著

くれぐれもマインドコントロールされないように気を付けましょう。アメリカ人同様、日本人も結構マインドコントロールされていますからね。

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