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語学留学で英語力が飛躍的に上達するのか?

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語学留学で本当に英語力が身につくのでしょうか?今回は、私がアメリカで出会った語学留学経験者の話を交えて、記事を書きました。

どんな人が語学留学にやって来るのか

語学留学」という言葉は、1990年代前半に私が渡米した頃もありました。こういう私も、当初は語学留学を考えていました。

しかし、色々とリサーチしているうちに、語学留学も学部入学も掛かる費用に大差がないことを知り、「それなら直接学部入学しよう」と決意しました。

それはともかくとして、語学留学には一体どのような方達がやってくるのでしょうか?

考えるまでもないですね。「英語を学びたいと思っている人達」ですよね。

当たり前ですが、彼らは英語が上手くありません。なので英語力を身につけるためにわざわざ語学留学するわけです。

語学留学をするとESLという語学学校に入ります。ここには当然ですがアメリカ人学生はいません。つまり、クラスには英語が上手くない外国人ばかりです。

なので語学留学しても、必然的に付き合う人は語学学校のクラスメートが中心になります。しかし、英語下手同士が友人になっても、交わす英語には限界があります。

考えるまでもないですが、これは英語を勉強するにあたりあまり好ましくない状況です。なぜなら、自分が間違った英語を話していても、相手はあなたの間違いを正してくれる英語力を持ち合わせていないからです。

このような状況に身を置いても、いつまで経ってもあなたの英語力は向上しません。

語学学校では英語力は上達しない事実

私が最初に入学したニューヨークのラガーディア・コミュニティカレッジにもESLが併設されており、日本人を含む多くの外国人が英語を学びに来ていました。

私は直接学部に入学できましたので、ESLでどのような授業が行われていたかは知りませんが、ラガーディアのクラスでたまたま一緒になった日本人女性がいて、彼女はESLで2年間英語を学んだとのことでした。

彼女曰く、「ESLに何年いても英語は上達しない」とのことでした。つまり、語学留学しただけでは、英語は上達しないとのことです。

つまり、繰り返しになりますが、ESLで英語が下手な者同士で会話していても、相手から得るものはありませんし、あなたの英語を正してくれる者もいません。

事実、私はバイト先で、何年も語学学校に通っている何人かの日本人に出会いましたが、英語が上手い人は一人もいませんでした(上手くないから語学学校に通っていたのだと思いますが・・・)。

従って、お金を無駄にすることなく英語力を鍛えたいのであれば、是非とも学部入学されることをお薦めします。

学部に入学すると、嫌でも正しい英語の使用が求められますし、アメリカ人学生から頻繁に使われる単語やフレーズを学び取ることができます。

それでも語学留学したい方へ

日本には語学留学を斡旋する業者が多いようですので、彼らの甘い誘惑に負けて語学留学をされる方も多いことでしょう。

最近では「セブ島留学」という言葉をインターネット上でよく目にします。費用の安いフィリピンの都市に語学留学する人が増えているようで、語学留学の斡旋は一種のビジネスとなっているようです。

彼らの上手いマーケティング戦略に釣られて、「私もセブ島に語学留学すれば英語がしゃべれるようになるかも」という期待に胸をふくらませて語学留学を決意する方は多いことでしょう。

語学留学を考えている方達への私からのアドバイスです。

語学学校での英語の勉強は、留学という大きな枠組みの中のほんの一部と考えて下さい。つまり、英語が日常的に話されている海外で生活しているわけですから、必ずネイティブと英語で話す機会が出てきます。その時に、学校で習ったフレーズを実際に使ってみるのです。

とにかく学校の外でできるだけ多くネイティブと話す機会を作って下さい。最初は聞き返されることが多いでしょう。それでも、恥ずかしがらずにどんどんと話しかけて行くのです。

私も最初の頃は自分の英語が通じなくて落ち込んでばかりでしたが、とにかくクラスでは毎日発言するように努めました。今思うと赤面ものの発言も多々ありましたが、自信をつけることで英語力に磨きが掛かったと思います。

悩んでいる暇があれば、とにかく英語を話す機会を作ることが重要です。これをすることで、一年後、あなたの英語力に大きな変化が現れていることでしょう。

コラム
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「英語が話せる人」の頭の中
英語が話せる人は、日本語を一語一句、直訳しようとはしてません。 英語を話す前に、できるだけ「シンプルな表現」に変換しています。 この「シンプルに変換すること」が、「英会話の大原則」であり、自分の言いたいことを、実際に口に出す前に、シンプルに、シンプルに、発想を変えていくということです。 英語が話せる人は、例外なく、これを体得しています。逆の言い方をすれば、これを体得しなければ、ずっと単語だけを連発する英語から抜け出せません。
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