シンプル英語のココロ

独学で米大学・MBAを卒業するに至った英語勉強法の紹介とアメリカでの経験に基づく所感

留学記

アメリカ留学中、他の日本人留学生と付き合うべきかどうか

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他の日本人留学生と付き合うべきかどうか

アメリカの大学に留学したら、どんな田舎の大学に留学しても日本人留学生がいると聞きます。ましてや、大都市圏の大学には相当数の日本人留学生が在籍していることでしょう。

実際、私が入学したニューヨークシティの短大にもかなりの数の日本人留学生がいました。一クラスあたりの生徒数は、少ないクラスで30人で、多いクラスだと100名近くになります。クラスの規模に関わらず、とにかくどのクラスにも必ずと言っていいほど日本人留学生がいました。問題は彼らとどのように接するかでした。

今振り返って思うのですが、私がアメリカで出会った英語が上手い日本人は、日本人がほとんどいない大学に通っていたか、あるいは日本で十分な英語力を身につけていた人達でした。

反対に、アメリカの大学を卒業していながらそれほど英語が上手くない人達は、大学時代に日本人留学生と付き合っていた人達が多いように思います。

私が留学生だった当時、私が取るべき行動は3つありました。

  1. 友人になる
  2. 知り合いにはなるが会話は英語で行う
  3. 無視する

私は最初の2年間は日本語は絶対に使わない決めていましたので、私が取るべき選択は2か3しかありませんでした。

同じクラスの日本人がいると分かっていても、私から彼らに話しかけることはまずありませんでした。しかし、相手から話しかけられることはありました。その時、私が取った行動は以下のようなものでした。

  1. 日本語で挨拶をして日本語を話したくないという事情を説明する
  2. 挨拶はするがそれ以上は話さない

1を選択した時ですが、私のような考えを持っている日本人留学生は極めて稀だったため、日本人同士英語で会話をすることはほとんどありませんでした。また、英語で会話をする人は何人かいたのですが、次第に会話をすることもなくなしました。まあ、お互い日本語で話す方が不自由なく話せるわけですので、日本人通しで英語で会話するのは不自然ですね。

2を選択した時は、相手もこちらの事情を察してくれて、次回以降からは話しかけてくることはありませんでした。

私はこのような態度で他の日本人留学生と接していたため、私の友人は必然的に他国からの留学生がほとんどとなり、後は何人かのアメリカ人となりました。

日本語をまったく使わなかった最初の2年間

入学時に受けたオリエンテーションで、日本人スタッフと日本語で話をしたのを最後に、私はそれ以降日本語の使用を禁止しました。つまり、日本語を「話さない」だけではなく、「聞かない」、「読まない」、「書かない」というわけです。

私は、2年間このような生活を続けると、英語にも慣れて、英語で物事を考えられるようになると考えていました。とにかく最初の2年間はとにかく英語漬けの毎日でした。もちろん夢も英語で見ました。

実際、この2年間で現在の英語力の基礎が完成したと言っても過言ではないと思います。それほど貴重な2年間でした。

学校での勉強以外には、トーク番組を見ることを日課としていました。私が当時よく見ていた番組は、"The Phil Donahue Show"と"The Oprah Winfrey Show"でした。

これらのトーク番組では、相手の質問に対しての答え方はもちろんのこと、アメリカ人の思考を学ぶのには非常に良い勉強になりました。トーク番組以外では、ソープオペラやカートゥーンなどもよく見ていました。

これらのテレビ番組を毎日見ていたお陰で、徐々にですがリスニング力も強化されて行き、そして英会話における単語の使い方も学ぶことができたと思います。

以前の記事でも書きましたが、トーク番組やソープオペラの出演者が使っている単語や構文の多くは、中学で習った程度の英語です。

これはアメリカ人ルームメイトや、日本語ペラペラのアメリカ人の同僚から教えてもらったことなのですが、英語は日本語と違い、簡単な単語と短いセンテンスを用いて、いかにインテリジェンスのある表現をするかが重要だということです。

つまり、中学英語を体得すれば日常生活において、全く支障がない英語力に到達することができるわけです。私は早い段階でこの会話における「英語の構造」に気がつきましたので、少ない語彙でもスピーキングではそれほど苦労しませんでした。

私の知人女性の話

私の知人で英語が非常に上手い女性がいるのですが、彼女の勉強法もなかなかストイックな感じです。

彼女は元々英語がそれほど得意ではなかったそうですが、「アメリカの大学に留学をしたい」と思い立って、それから英語を勉強し直したそうです。

そこで彼女が行った勉強法は、「パターンプラクティス」でした。つまり、簡単なフレーズを「日⇒英」「英⇒日」という順で暗記して、その後はリスニングでインプットを強化したそうです。

留学後は常に辞書を持ち歩き、思いついたことをすぐに調べるクセを付けたそうです。さらに、ホストファミリーが使う表現を覚え、積極的にアメリカ人と関わり合いを持つようにしたそうです。

彼女曰く、「英語が下手な人は向上心がない」とのことです。つまり、「このレベルでいいや」と思ってしまうと、それ以上伸びないということです。

さらに彼女は「クラスメートで英語が上達しない人もいたけど、そういう人は努力していなかった」とも話していました。

私も彼女の意見に同感です。

居心地の良い日本社会を飛び出して、わざわざ超競争社会のアメリカに渡ったわけですから、この留学生たちも何かしらの向上心があったはずです。それにもかかわらず、日本人とつるんでしまった人たちの気持ちが私には理解できません。

というのも、日本人のグループに溶け込んでしまうと、お互いに依存しあう関係になってしまうのです。アメリカというのはなかなか厳しいところでして、よほどの胆力がないと押しつぶされそうになるのです。従って、他人に依存してしまうクセをつけてしまうと、そこから抜け出すのは容易ではありません。

一方、日本人と付き合わずに生活していると、すべて自力で対処しなければなりません。アメリカは徹底した競争社会です。頼るのは自分の知恵と胆力しかありません。

留学は最初の2年間が勝負だと思います。この2年間は英語のみで生活しておくと、自立心が養われます。つまり、どのような状況に陥っても自力で解決できるようになります。この自立心はその後の生活に大きく役に立ちます。

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